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着用アイテム

ペリーエリスのオープンカラーシャツ。 襟の開き加減とかフラップポケットとか、テロンとした生地感とか、全体にクラシカルな味わい。 素材はシルク100%。 天然のファブリックとナチュラルカラーにこだわり、アメリカの名だたるファッションアウォードを総ナメにして将来を嘱望されながら、46歳の若さで逝った伝説のデザイナー Perry Ellis 。 「服は着心地のよいもの、くつろげるものでなけれはならない」というファッション哲学を受け継ぎ、彼亡き後もブランドは継続、トムフォードやマイケルジェイコブスが一時在籍していたことでも知られる。 なんて、コレ全部そのへんのファッション通信の要約。 でもさすがにアレね。信条とする着心地のよさは、確かに抜群。 体の動きを拘束しないカッティング。それでいてルーズすぎず静止時の収まりがよい。 最近の服ってタイトシルエットに流れすぎじゃないかなあ。 立ち姿はきれいなんだけど、自然な人間の動きをあまり計算に入れてないからアクションが窮屈。 素人がエラそうにスイマセン。 そもそも私だってペリーエリスのブランドストーリーなんてまるで知らずに、激安のB級品を場末のアウトレットショップで買っただけなんだから。 もう20年ほど昔の話。当時まだアメリカのアパレルブランドが生産拠点を中国に移す前、H港やT湾工場の検品で引っかかり本国では売れない、本来廃棄処分の商品をこっそり(タグを取ったりブランド名を黒マジックで消したりして)売ってる、看板も出してないような怪しい店がT北市内に数軒あった。 なぜかそういうのに鼻の利く私はネット情報も何もない時代、足と勘だけでその手の店を見つけては通ってた。 このシャツもそうした当時の戦利品の一つ。 着ると、そういう昔のことを当時のリアルな空気感とともに思い出す。 服ってやっぱイイよね。 最後に、ペリーエリスの遺した言葉から。 「何を着るべきかという前に、自分自身をよく知ること」

ORTH

@gotacarkey / 170cm / MEN / ボウズ

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