今日は襟無しジャケット＆襟付きウエストコートのピカレスクなトラッド。 偶然合わせてみたら面白かったのでそのまま公表。 タイは普通のタイではなくアスコット・タイ。 一つ一つのアイテムは普通にあるトラッドアイテムだけど 全部合わせると他には無いコーデになるのが 自分らしいと思う。 さて。 先日参加したオフ会だけど 久しぶりに会った友人が居た。 コロナ前より会ってないからもう2〜3年会っていなかった。 よくある事だが50過ぎのオッサンになると 2〜3年会っていないと人の様子と言うか見た目も変わってしまうので すぐに久しぶり！とならない事がある。 ましてやマスクで顔の半分が隠れていたりするものだから 友人と分かるまで少し時間がかかってしまった。 彼の出身は札幌の近くらしいのだけど 母親がそろそろマズイらしい事になりそうなので 近々東京から実家に帰るという事だった。 見た目は無骨で典型的なオタク気質の人だったが 親に対してそんな風に細やかに気を使える人だったんだとちょっと意外な面が見えた。 まるでそんな風には見えない人だったから。 彼は実家に帰る事でもう皆んなに会えなくなるという事を不安に思っていた。 それはそうだろう。 身辺の変化と言うのは大変不安なものだから。 ましてや若い時の変化は若さで跳ね返す事が出来るけど ある程度の年齢になった変化は余計に不安になったりするもの。 最近自分も実家を取り壊すと言う事になり 自分の所有する品物を運び出さないといけない事になった。 正直強烈に面倒くさいし自分が住んでいたところを無くすのはとても嫌で複雑な事だけど 未来永劫物事が続くなどと言う事はあり得ない。 「形あるものはいつか必ず壊れる」とのことわり通り 自分も実家が無くなる事になった。 強烈なストレスがあるけど何故かさっぱりしたところもあり うちのオフクロが亡くなったと言う事を 自分は完全に清算する事になるんだろうなとも思う。 実家を壊すにあたってかなりの大金を払う事になるけど まあ金はこの前公表した通り自分は投資もしているので 数年もすれば金はまた元通りになるからそんなに心配はしていない。 つまり最後に自分の中で残るのはオフクロに対する想いだけと言うか これが本当に最後なんだと言う気持ちだけ。 老いると言うのは実際切ない。 でもだからこそ素晴らしい事なんだとも思う。 人間いつまでも過去の事を引き摺ってはいられない。 何処かで過去を精算して前向きに歩いて行かなきゃいけない時がくる。 それは友人も同じ事。 最後に2人で若い時によく行っていたラーメン屋でオフ会の後食事をして別れる。 元気でな。 たまに北海道に遊びにいくから。 ではまた^_^y〜