昨日は札幌に住む父の代理で、勲章の伝達式に出席のため国立劇場に行ってきました。 父から何かを頼まれることは、これまで滅多になかったので、何より優先しました。 黒い礼服を持っているので、それで出席するつもりでしたが、前日に着てみたらスボンがキツくて入らない！ 予定を変更して昔もっと太ってた頃に作ったスーツで行くことに。。。 受章者本人の場合はモーニングか紋付袴みたいなドレスコードがあるようですが、代理人は普通のスーツでいいと、もらった紙に書いてありました。これは、勲章を授与された後に、身につける場合でも、正式な服装をしなければならないそうです(その30ページほどの図解も渡されました)。 男性より女性の方が、決まりがいろいろある感じです。 妻と２人で会場に行き、代理人は１人しか会場に入れないので、ロビーで待っててもらい、式の後、２人で散歩して銀座で食事しました。 父は大学教育に40年以上携わり、その功績をたたえられての叙勲です。 祖父も勲章を賜っているので、二代続けての叙勲です。 それも三代目(私)で途絶えてしまうなぁ〜と思うと、一言でいうと「ご先祖様に申し訳ない」と思うのです。 式典の会場で、周囲を見渡しながら、自分の力では決して立ち入ることのできない場所なのだな……と複雑な気持ちになりました。 帰りに妻と歩きながら、そんな話をしたら「天皇陛下がくれなくても、私がパパに金メダルあげる」と言ってくれました。 妻とは同い年なので、２人とも70歳になったら、金メダルを交換しようかな、と思いました。