♪ミルキーは 　　ママの味〜っ♪　 　　　　　　　 って 口ずさんでみた おけちゃんに対して 『は!? 　ママって飴の味するん!?』と 屁理屈こねくってくる お年頃の 長女ちゃんですが、 ママを舐めたら ミルキーの味が するワケではなく、 ミルキーが おふくろの味的なコト なんですよと 言う主旨の説明を した所、 そもそも “『おふくろの味』って？” 　 との疑問が生まれました。 そこで 『おふくろの味』を 一生懸命説明しまして、 長女ちゃん だいたいは 理解してくれたよで、 長女ちゃんの 『おふくろの味』は 『ガパオライス』 　　　　　ですってよ。 したら、 『ママの 　 “おふくろの味”って 　　　　　　　　　何!?』 なんて 聞かれたモンだから なんだろな？ なんだろな？ なんたろな？ってさ、 考えてたのよね。 『カレー』、 『肉じゃが』、 『パトゥルジャン・サタラス』 いくつか 候補はあるものの 1番に頭に浮かぶ “コレ”と言う 決め手の料理が 思い出せずにいました。 なんで 実家に帰った際、 母にその話しを してみました。 すると 『あんた一時期 　ずっとメンチカツに 　ハマってたの 　　　　憶えてないの!?』と 驚かれて しまいまして、 母の話しでは、 メンチカツを めちゃくちゃ気に入った おけちゃんが 毎日毎日メンチカツを 涙のリクエストした 時代があったそうな… 『あの頃は 　毎日毎日メンチカツを 　せがまれて、 　あんたの体の1/3は 　メンチカツで 　出来てるって言っても 　 過言ではナイくらいよ｡』 つまり おけちゃんの 『おふくろの味』は 『メンチカツ』と 言うコトで決定しまして。 実家の母は その話しの後、 『久しぶりに 　メンチカツ食べてく!?』 　　なんて言ってくれてさ、 作ってくれたんよ。 そんで メンチカツが 出来るまで 待っておりましたトコ、 キッチンの母から 『ねぇ、 　　今から揚がるよ…』 　 ここでBGM ♪愛にできるコトは 　　　　まだあるかい〜♪ 　　『メンチの子』 はい、 　おしまい。 みていただき ありがとうございます。