「おめでとう。 今日から君がバイトリーダーだ」 「そ、そ、そんな！ 僕がバイトリーダーですか？？」 「まずは君にはやって貰いたい事がある、 それをお願いしても良いかな？ 君なら出来ると思っているし皆が期待をしているんだ」 「僕に出来るかな。。 店長が言うのなら期待に応えなきゃ」 ..... まだ日も出ていない時間にフェリーに乗り込んだ。 乗客は多くはないが 自分くらいか少し歳上の人が多く感じた。 少しして出航する。 薄暗い景色と海風を感じながら 何かに向かう自分に期待感と 多くの言葉を振り返り懸念が入り混じる気持ちだ。 そうこうしていると 船の先端にたつ女性と男性の姿が目に入った。 「わたし、空を飛んでるみたい！」 女性は両手を広げ、 その腰を持つように抱き寄せるキザな男が映った。 そうこうしていると 今度は鼻につくやや高い声で 後方からなにやら話かけてくる男の声が。 「ひょひょひょひょひょ あの海馬くんを倒したんだってね、 君は本当にすごいね。」 なにを話しているのかわからず戸惑った。 「僕はインセクター羽蛾だよ。 君のカードを見せてくれないか？」 そうすると僕は カードを差し出した。 インセクター羽蛾 「これがそのカードか」 そう言葉を放つと同時に 海面に向かい僕のカードを投げ捨てた。 その瞬間に僕は。 スターチップは愚か タイムカードまでも失い、 バイトリーダーとしての自覚を問われる事となった。