ファーストラウンド ブーツ SS LPD (UNISEX)

2015 Holidayモデル、プーマ定番のアーカイブモデルの数々をリリースする PUMA Archiveより、ファーストラウンド ブーツ SS LPD(UNISEX) です。1980年代中期に登場し、爆発的な人気を誇ったバスケットボールシューズ、ファーストラウンドを題材に、大胆にもウィンターブーツのデザインをMIXしたモデルです。ここ数シーズン人気が継続しているモデルで、今期はインナーにレオパード柄を取り入れているのが特徴です。男女サイズ展開。 ＜FIRST ROUND (ファーストラウンド) - PUMA Archive＞ 1970年代前半から10年以上にわたって、PUMAのバスケットボールカテゴリーのトップモデルとして君臨していたのは"PUMA BASKET"という伝説的なシューズで、世界中で販売されていました。1983年ごろ、PUMA BASKET はプーマバスケットボールのトップモデルの座をSKY-Hiについに明け渡し、世代交代が起こりました。この年、プーマはこのクラシックモデルPUMA BASKETに代わる新しいシューズをリリース。それが"INTIMIDATOR EX-Hi"というモデルでした。INTIMIDATORは、アンクル部分に特別な厚いパッドを搭載し、BASKETよりも軽量でグリップ力のあるカップソールを使用し、アジアで生産されていました。このモデルは後に世界中で評価されることになります。 この"INTIMIDATOR EX-Hi"をさらに進化させたのが、1980年代中期に登場する"First Round EX"です。アッパーにスムースレザーを使用したモデルと、スウェード素材を使用した2種類が存在するのもこのFirst Round EXの特徴でした。スムースは主に競技用として使用され、スウェード モデルはスケーターやストリートダンサーたちに支持されました。原型であるINTIMIDATORよりも、FirstRoundはハイト(高さ)があり、足首まわりのサポート性が高まり、ヒールカウンターも改良され、踵(かかと)部分のホールド性も高まりました。1985年のThrasher Magazineの表紙には、黒/赤のFirst Round EX（スウェード）を着用したEric Dressenが登場していることからも、当時の人気の高さがうかがえます。