東屋/伊賀　散蓮華

アートディレクターである渡邊かをるがディレクションを手掛けた蓮華。日本で一般的に蓮華と呼ばれている東洋のスプーン。元々は蓮の花びらが散る形に似ていることから散蓮華（ちりれんげ）と呼ばれていたことが語源でこの商品は語源をそのまま商品名になっています。散蓮華は手作りの様子が伝わってくる素朴な風合で、１つ１つ形や釉薬の濃淡、ツヤに個性があります。また、裏面にも釉薬がのっているのが特徴で、通常裏面へ釉薬を塗ると焼き上がった際、焼成台にくっついてしまうのですが、小さな陶製の爪を立てて出来るだけ浮かすようにして焼成し、最後に垂れた釉薬を削り仕上げています。オフホワイト(石灰)石灰岩・長石を主原料にした釉薬。焼きあがると無色透明のガラス状になるため、素地の土の色がそのまま出ます。ライトグレー(志野)桃山時代の柔らかな温かみのある志野釉を薬灰を使うことで再現したものです。*本製品は形、寸法、色合いに個体差があります。あらかじめご了承ください。*こちらの商品は購入後、目止めを行ってください。和食器(陶器)は全般的に、ご使用前の目止めが必要となります。目止めによって貫入に染み込む汚れを若干抑え、また土の荒い目をふさぐ役割があります。また、定期的に目止めをすることで細かなヒビをふさぎ商品を永く愛用することが出来ます。料理を盛る前に水に浸けて水分を含ませるのも、臭い移りを抑えることができます。1. お米のとぎ汁を鍋に入れてよくかき混ぜます。2. 商品を汁の入った鍋に入れてから弱火で10～20分ほど煮沸します。3. 温めたあと取り出してゆっくり冷まし、冷めきったらぬめりを落とすよう水洗いをし、乾燥させて完了です。東屋(あずまや)1999年創業。日本の素材と熟練の日本の職人とともに使い手の立場に立った暮らしの道具を作り、発信し続けている東屋。一切の妥協を許さない東屋ブランドの道具は細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出しています。日本の技術の素晴らしさを伝えると共に、現代の生活に違和感なくとけこみ、時が経つにつれ味わい深くなっていきます。