Hender Scheme / puberty

今期のHARUTAとのコラボレーションは、キルトをフェルト素材にしました。 前シーズン同様に、ハルタが長年マイナーチェンジを繰り返し築き上げてきた木型の形や素材についてはあえて変更していません。足入れに大きく関わる中底はエンダースキーマで革中底を制作して支給。革の中底によって、汗を吸い込み蒸れづらくなるのと、足なりに革が沈むため履けば履くほど歩きやすくなっていきます。艶のある牛革にフエルト。このバランスが今回ハルタのローファーに付け足したエンダースキーマらしさです。 【HenderScheme ：エンダースキーマ】 HenderScheme(エンダースキーマ)というブランド名は心理学用言GenderSchema(ジェンダースキーマ)からの造語で、Genderの頭文字のＧをアルファベット順に一つ超えたＨにすることによってブランドコンセプトの『ジェンダーを超える』を表現しています。 HenderSchemeでは、社会的性差(gender)の分野に属する『デザイン』において、男女の性差にとらわれずgenderを超えて自由にデザインすることをコンセプトにしています。そのため、すべてのデザインにおいてメンズ、レディースサイズで展開をしています。　一方、骨格の差や肉の付き方などの生理的性差については尊重して木型やカットの深さなどにおいて、メンズレディースで若干差をつけています。　また、モードとクラフトのバランスを重視しバランスのとれたモノをデザインします。