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今日は今年初めての半袖&夏コーデ。 今日から暦が夏に変わる。 そんなわけで今年初めての半袖コーデ。 一見シンプルそうに見えるけど左足にアンクレットをつけている。 今日のこだわりポイントはここ。 アクセサリーも上手く使うとおしゃれに見える。 さて。 今日はココ・シャネルの話。 昔、日記に書いた事だったのだけど 現在日記機能がなくなってしまったので 再び再登壇。 ココ・シャネルと言う人をご存知だろうか? まあシャネルと言うブランドの創始者と言う事くらいはなんとなく皆知ってるだろう。 そしてシャネル・スーツを作った人と言うこともなんとなく皆知っていると思う。 でもその素性と言うかどんな働きをした人なのかまではよく知られていない。 結論から先に言ってしまうとココ・シャネルと言う人は 女性の服を根本から変えた人と思えばいいと思う。 まず前提として。 20世紀初頭女性の服と言うのはものすごくドレッシーかつ装飾過多で大変着辛いものだった。 特にその象徴としてあるのが所謂「コルセット」だった。 ウエストを極端に締め上げて胸と腰から下の落差をつけたものである。 それが女性として美しいものだとされていたわけだが 実用性ゼロの格好を周りから女性は強制されていたと言うわけだ。 これを着ていて楽な服を提唱したのがココ・シャネルと言う人だった。 写真を見て欲しいのだが当時流行っていたコルセットを彼女はしていない。 また別にココ・シャネルと言う人はとにかく 「紳士服フェチ」と言えるくらい男性の服が好きな人だった。 特に当時紳士服と婦人服では生地自体も明確に分かれていて 女性の服は絹など軽めで薄手の物が多く ツイードやジャージの様な厚手の生地は 明らかに紳士服の物で婦人服には使われていなかった。 ところが彼女はこのツイード地やジャージ生地と言うものが肌触りが良くて 大のお気に入りだった。 これをどうにかして婦人服に仕立てたいと言う欲求から その当時付き合っていたパトロンの所持している服を 片っ端からリメイクして自分が着られる服に仕立てていた。 恐らくそれまで一種のネタとして女性の男装と言うものはあったと思うが 本当の意味で女性が男装をし始めたと言うのは 彼女が最初だったと言えるだろう。 ちょっと前の映画に「ココ・アヴァン・シャネル」と言う映画があったが そこで当時のパトロンの服を片っ端から自分用に手をつけてしまう様子が見える。 その中で当時のパトロンが「その服だけは頼むからやめてくれ。お気に入りなんだ。」と懇願する様子も描かれている。 それだけ彼女の男性用スーツの偏愛ぶりは大変なものだった。 ある意味紳士服と言うものは完成された服だと思う。 特にスーツに限っては。 元々の源流はイギリス貴族の宮廷服がその始まりとなっていて それが形を変えて今の状態になっているわけだ。 ちょっとした仕様変更はあるが基本的に大きな違いが無く 今でもその当時のスタイルを踏襲しているのが 紳士服だと言える。 その変わらない価値観。 そこにシャネルは惹かれたのではないかと思う。 その紳士服への憧れを婦人服に昇華し尽くしたのが 所謂シャネル・スーツと言うものだろうと思う。 パトロンの服をリメイクして得た結果を元にして1950年台頃に作ったのがシャネル・スーツと言うわけ。 彼女の紳士服への憧れがこう言った形に結実したわけだ。 ココ・シャネルはまた別の面があるけど それはまた今度。 ではまた^_^y〜