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着用アイテム
でゑのベストを使ったコーディネート
今日は今年初めての生成りの麻コーデ。 いよいよ待ちに待った春分の日。 毎年この日を待ち続けている。 それは何故か? 本格的な春コーデとして麻地の服を公表する為である。 とにかく麻地の服が好き。 特に麻は麻でも生成りに限ると思う。 人によってはまだ寒いのだから麻は早いと言う人がいる。 実際自分の洋裁の師匠もそうだった。 TPOを弁えていないとよく怒られた。 確かに季節外れかもしれない。 ただし季節外れは2種類あると思うのだけど 「早い季節外れ」と「遅い季節外れ」があると思うのだ。 この「早い季節外れ」は粋だと自分は思う。 早いと言うのは例えば4〜5月くらいに着る服を今に着るのは 江戸っ子の「初ガツオは嫁を質に入れてでも食え」と言うのと同じで それは粋なものなのだと思う。 昔、今年は麻をあまり着てなかったからと言って10月過ぎに麻を着ていた野暮天がいたけど これは全然ダメ。 これは名残惜しくてなかなか別れられないと言う未練がましさにつながる。 自分などどんどんハシリの服にスイッチしていくタイプなので 10月になったら暑かろうがツイードを着る時期なのだ。 そんな10月に麻の服ってダサさの極みではないだろうか? それを10月になろうと言うのに今時分麻なんてダサいだろうと指摘したら 「まだ暑いのだから私は着たい物を着たい時に着るのだ。」と憤慨してたが 季節感を理解しない野暮天に何を言っても無駄である。 そんな事を言うもんだから毎年この時期になるとその野暮天の話になり もう6〜7年以上経っているだろうか? 毎年野暮天の記憶として登場する事になる。 申し訳ないとは思うが強烈にダサいと思わされた記憶は恐らく生涯消えないだろう。 これからもその野暮天の話はこの時期毎年出てくると思う。 「人間万事センスが全て」なのだ。 まあ今は我慢が美徳の時代ではなくなったと言う事なのだろう。 「寒くても素足」とか「寒くても麻」とか 粋だと思う自分の方がおかしいのだろうか? またこれも毎年書いている事だけど 自分は自分の服装の変化で街の季節を変化させたいと思う。 皆んながまだ冬物のコートを着てて背中を丸めながら歩いている時に 自分は颯爽とその街中を麻地の服と素足で 歩きたい。 それを粋と言わずになんと呼ぶ? 笑いたいなら笑えばいい。 本当の粋とは余人の知るところではないのだから。 そう言えば先東京で桜が咲いたらしい。 春もたけなわ。 ではまた^_^y〜