カーディガン：GAP(ボロボロ) インナー：UNIQLO パンツ：GAP ソックス：GU レザーシューズ：REGAL ファストファッションのブランドばかり 靴を入れても5,000円弱 今までのコーデもそんくらい こんなのがざらです ________________ 質の良い服を着ると、自分自身の価値まで上がったような、そんな気持ちになる。お洒落な友達や、所属する大学、勤めている仕事の種類においても、同じことが言える。そら、東大に入っているなら、それだけで世間体は、それ以外の大学よりは、格段に評価が良いであろう。ブランドの力というものは、自分自身を飾る一つである。 でも、一度、それが全部、剥ぎ取られた時、その人には価値がないかと言われたら、どうでしょう。肯定できますか。お洒落な友達や、所属する大学、勤めている仕事それら全てが、なかったことになった時、落ちぶれるのが一般的なのではないでしょうか。でも、その人に価値がなくなったとは言い切れない。 その人が生きてきたことは、代え難い事実であって、その人が何をして、何を感じ、どう考え、それによってどんな価値観が造られ、それを自分自身に、深く染み込ますことが出来たか、僕は、それそのものに価値があると思う。引いては、その人それ自身に、価値があると思う。 ブランドというものは、容易にその人の価値を上げることが出来るが、脆く崩れるものでもある。そのブランドによって纏うであろう、雰囲気も、板につかなければ、そのブランドは「それら」と同じ扱いになる。 自分に価値がないと思う人ほど、ブランド物を強く望んだり、反対に、自分の価値を低く評価することで、安物やその人以下の色々で済ますということが、事実であったとしたなら、人が価値という曖昧な基準に基づいて、行動を起こすことというのは、うなづける。単純に、ホームレスがGUCCIのバッグを持っていたら、おかしな話で、その人自身の格好が、その人自身を表す一つにもなるのであろうと思う。 今回のコーデに価値を見出せるかと言われれば、それはあまり肯定はできない。かと言って、自分に価値がないかと問われれば、それは否定はしたい。 自分の弱さを劣等感として受け取って、価値を上げることに懸命になっている人を見ると、大丈夫だよーって言いたくなる。自分の価値に気づくって中々難しいけど、価値はあるよきっと。僕もそうだけど、気づくって、つまりはその人にそれがあるということの裏でしょう。価値はある。そう信じられたらいいよね、みたいなお話でした。 ____________________ 僕は底辺で生きてますずっと いやほんとにずっと何十年も でも世に振り回されたくはないよね 久々に寝まくった 日本シリーズで君が代独唱する予定の あくまで予定のencoreでした