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レイヤードを上手くするコツって?着膨れを防ぐ重ね着方法を解説

重ね着を楽しむ季節になると、どうしても気になるのが「何と何を重ねればいいのか」「どうしたら上手くレイヤードできるのか」という問題ではないでしょうか。

上手くレイヤードできていないと、季節問わず着膨れして見えてしまったり、服の形が崩れてしまって、おしゃれに見えにくくなることも。特にファッション初心者さんにとっては、難易度が高く感じられるかもしれません。

そんな初心者さんのために、今回は、『ZOZOTOWN』でおなじみの株式会社ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ『WEAR』運営局が独自の視点で、ファッション初心者さんでも失敗しにくい「レイヤードのコツ」をピックアップしてご紹介します。

『WEAR』には、「レイヤード」を使ったコーディネート投稿が10万件以上!記事で紹介するコツを参考に、気になるアイテムの重ね着コーデをぜひチェックしてみて。

目次

着膨れしにくいレイヤードのポイント

服を重ねることで体が大きく見えてしまう「着膨れ」問題を解決するには、視覚的な重さと物理的な厚みのバランスを整えるのがおすすめです。

レイヤードをスマートに楽しむために、「素材」「色」「首回りの形」「裾の見せ方」を意識するとよいでしょう。これらのポイントをセットで押さえておくことで、着膨れを防ぎすっきりとしたコーデを作ることができます。

まずは持っているアイテムでできるものから挑戦してみよう!

素材:内側から外側へ徐々に「厚手」にしてシルエットを守る

アイテムを重ねる際に最も重要視したいのは、重ねる「順番」です。

着膨れや服の形が崩れるのを防ぐためには、肌に近いインナーから一番外側のアウターに向かって、徐々に「厚手の素材」にしていく意識を持ちましょう。

例えば、薄手のTシャツの上に、それよりも少し厚みのあるニットを重ね、最後にしっかりとした厚手のジャケットを羽織るようなイメージです。

この順番を逆にしたり、同じ厚みのものを何枚も重ねてしまったりすると、生地同士が干渉してモコモコとした不自然な膨らみが生じやすくなります。

素材の厚みにグラデーションをつけることで、レイヤード特有の立体感を出しつつ、シルエットを美しく保つことができる!

色:内側から外側へ「暗い色」にして全体を引き締める

色の配置も視覚的なボリュームに大きく影響します。

基本的には、内側に明るい色を配置し、外側にいくにつれて「暗い色(濃い色)」を重ねていくのがおすすめです。

黒やネイビーなどの暗い色は「収縮色」と呼ばれ、ものを小さく見せる効果があります。一番外側のアウターやカーディガンをこうした暗い色にすることで、内側のボリュームをギュッと引き締め、全体をスマートな印象に見せることができます。

外側を膨張色にする場合は、内側の素材を薄くするなどの調整をするのがおすすめ。初心者はまず「外側を暗く」することから始めてみよう!

首回り:異なる形を重ねてメリハリをつける

レイヤードスタイルをよりおしゃれに見せるポイントは、「重なるアイテム同士のネックライン(首回りの形)を変える」ことです。

同じ形の首回りを重ねると、ラインがうまく重ならないことがあります。あえて異なる形を組み合わせることで、首元に「メリハリ」と「立体感」が生まれ、計算されたこなれ感を演出できます。

インナーとトップスの形に差をつけることで、それぞれのアイテムの存在感が際立ち、単調なコーディネートから脱却できます。

例えば、クルーネックのTシャツ×Vネックカーディガン、タートルネックニットに襟付きのシャツのように、首回りの形にコントラストをつけるのがおすすめ!

裾:見せ方を意識して、視覚的なアクセントを作る

すっきりとしたレイヤードスタイルを作るには、裾の見せ方も重要です。

インナーの裾を出すときに、上に重ねたトップスの裾から「3~6cm」程度見える状態になるように意識してみてください。

トップスの丈自体は、腰骨あたりを目安にすると全身のバランスが取りやすくなります。それよりもトップスの丈が長い場合、重心が下がってラフな印象に見えたり、レイヤード感が薄まって見えることがあります。

裾からチラリと覗くインナーがコーディネートのアクセントに!視覚的なメリハリが生まれて、ぐっとおしゃれに見える。

丈の長いシャツやリブの強いトップスは「タックイン」で解決

もしインナーのシャツの丈が長く太ももの中心を越える場合には、出さずに「タックイン(裾をパンツに入れる)」するのが特におすすめです。メリハリのある印象を作りやすくなります。

上に重ねるトップスの裾のリブが強く絞られている場合も、インナーの裾を出すと不自然に生地が溜まって着膨れして見える場合があるため、タックインすることをおすすめします。

カーディガンやパーカーの前を開けて着る場合には、中のTシャツをタックインしておくと腰の位置が高く見え、全体がすっきりとスタイル良くまとまります。

ラフに着こなしたい場合には、タックインしない選択肢も、もちろんあり!

レイヤードにおすすめのインナーは?

レイヤードする際のインナーには、薄手でシンプルなデザインを選ぶとよいでしょう。ファッション初心者さんは「白の無地」が特におすすめです。

インナーの上に重ねるアイテムは、インナーよりも厚手にしていくことを意識しよう。

①シャツ

シャツは、レイヤードがしやすい便利なアイテムです。

ニットやスウェットのインナーとしてシャツを着用して、襟元や裾からチラリと覗かせるだけで、コーディネートに清潔感やきちんと感をプラスできます。

初心者の方には、どんな色にも馴染む白の無地シャツがおすすめです。

インナーとしてシャツを着る際は、上に重ねるアイテムのラインを邪魔しないよう、オーバーサイズすぎないシャツを選ぶとよいでしょう。レイヤードしたあとも、シルエットを美しくキープすることができます。

シャツを羽織りとして着用して、インナーにTシャツやタンクトップを合わせるのもおすすめです。特に季節の変わり目に重宝します。

清潔感と大人っぽさを演出しやすい白シャツは、1枚持っておいて損なし。インナーとしても羽織りとしても活躍する!

②Tシャツ

Tシャツは、レイヤードスタイルの「抜け感」を作るのに便利なアイテムです。 ニットやスウェットの下に重ねて、首元や裾から数センチだけ白を覗かせる「チラ見せ」スタイルは、コーディネートに軽やかさと立体感を与えてくれます。

初心者の方には、クルーネック(丸首)で、裾が少し長めの白Tシャツが特におすすめです。上に重ねるトップスの着丈を確認し、裾から3〜6cmほどはみ出すサイズ感のものを選ぶと、バランス良くまとまりやすくなります。

素材選びも重要です。インナーとして着る際は、少し厚みのあるコットン素材を選ぶとシルエットが崩れません。Tシャツの上に重ねるアイテムよりも厚みが出ないように意識しましょう。

季節の変わり目には、Tシャツをベースにして上にシャツやカーディガン、ベストやジレを重ねるスタイルも人気です。体温調節がしやすく、1日中快適に過ごせます。

コーディネートに「軽さ」と「こなれ感」をプラスしてくれる白Tシャツ。首元や裾から少し見せるだけで、一気におしゃれ上級者の雰囲気に!

③タートルネック(ハイネック)

タートルネックやハイネックのインナーは、首元にアクセントを加え、コーディネートを大人っぽい印象に格上げしてくれるアイテムです。 シャツ、スウェット、Vネックニットなどの下に重ねるだけで、顔まわりに奥行きが生まれ、防寒性を高めながら一気に洗練された雰囲気を作ることができます。

初心者の方には、首元にフィットするリブ素材や、薄手のカットソー素材のタートルネックがおすすめです。色は、着回しやすい白や黒、あるいはニュアンスの出るグレーを選ぶと、様々なアウターやトップスと喧嘩せず馴染みやすくなります。

また、タートルネックやハイネックトップスをインナーとして取り入れる際は、「首元の高さ」と「生地の厚み」に注目しましょう。首元がもたつくと着膨れして見えるため、薄手でストレッチの効いたものを選ぶと安心です。

タートルネックやハイネックトップスは、ネックの形が異なるアイテムとレイヤードするのがおすすめ。襟の付いたシャツやクルーネックのスウェットと合わせるだけで、首回りの形の違いでメリハリのある印象に!

レイヤードスタイル|おすすめの組み合わせ

ここからは、ファッション初心者さんにもおすすめのレイヤードの組み合わせをご紹介します。基本を押さえたあとは、上級者向けの組み合わせにも挑戦して、おしゃれの幅を広げていきましょう。

まずは手持ちの服でできるものから試してみよう!

クルーネックTシャツ×Vネックカーディガン

丸首(クルーネック)のTシャツにVラインのカーディガンを重ねるスタイルは、首元に明確なコントラストが生まれるため、とてもバランスが良く見えます。

カーディガンの直線的なラインからTシャツの曲線が覗くことで、顔周りがすっきりとした印象になります。

初心者の方は、白のTシャツに黒やグレーのカーディガンを合わせるのがおすすめです。外側を暗い色にすることで、上半身がギュッと引き締まって見え、洗練された印象を演出できます。

首元のラインに変化をつけるだけで、一気にこなれた雰囲気になる鉄板の組み合わせ。

クルーネックTシャツ×スウェット

カジュアルの定番であるスウェットに、Tシャツを重ねるスタイルは、カジュアルスタイルが好きな方に最適です。

首元や裾から数センチの白Tシャツを覗かせるだけで、コーディネートにメリハリが生まれます。特に、裾から3〜6cmほど白のインナーを出すことで、視覚的なアクセントが作られ、全身のバランスがぐっと整って見えます。

もちろんスウェットだけでもおしゃれに着られるのでご安心を。レイヤードをすると、よりメリハリが生まれるようになるので、ぜひ挑戦して好きなほうで着こなしてみて。

クルーネックTシャツ×襟付きのシャツ

カジュアルなTシャツの上に、清潔感のある襟付きシャツを羽織るスタイルは、日常使いにおすすめです。

シャツのボタンを開けて着る場合は、インナーのTシャツをパンツに「タックイン」することで、腰の位置が高く見え、スタイルアップ効果が期待できます。

インナーをキャミソールやタンクトップにするのもあり!

タートルネックトップス×襟付きのシャツ

首元にフィットするタートルネックやハイネックのインナーに、襟付きのシャツを重ねるスタイルは、知的な大人っぽさを演出できます。

シャツのボタンを一つか二つ開けて、中のタートルネックをしっかり見せることで、首元に奥行きのあるレイヤードが完成します。

防寒性が高まるだけでなく、襟の直線とタートルネックのボリューム感が絶妙なバランスを生み、顔まわりを華やかに見せてくれます。

インナーには、リブニットやカットソー素材など、薄手の素材がおすすめ!

襟付きのシャツ×ジップパーカー

カジュアルなジップパーカーのインナーに、あえて襟付きシャツを合わせることで、ラフになりすぎない大人の休日スタイルが完成します。

パーカーのフードとシャツの襟が重なることで、首元にメリハリが生まれ、こなれた印象になります。

シャツのボタンは一番上まで留めず、少し余裕を持たせるのがおすすめ!

襟付きのシャツ×クルーネックニット

きちんと感を出したいときにぴったりな、シャツと丸首(クルーネック)ニットの組み合わせ。

ニットの襟元からシャツの襟を少しだけ覗かせることで、きちんと感を演出しつつ、ニットの柔らかな素材感が優しげな雰囲気を作ります。

シャツの裾を出せばラフな印象に、出さずにタックインすればウエスト周りをすっきりと見せてくれます。

お出かけやデートにもぴったりの上品な装い。Vネックのニット合わせもおすすめ!

パンツ×スカート(上級者編)

パンツ×スカートは、少し難易度の上がる「上級者向け」のレイヤードスタイルです。

パンツの上にスカートを重ねる手法は、下半身にボリュームと動きを与えることができるので、ユニークさのある上級者ファッションを楽しみたい方に特におすすめです。

パンツとスカートを暗い色や同色でまとめると、統一感が出て着こなしやすくなります。

例えば、スラックスの「ワイド」シルエットの上に、同系色のスカートを合わせると、裾に向かって広がる「Aラインシルエット」が強調され、洗練されたモードな雰囲気を楽しむことができます。

周りと差をつけたい時の上級テクニック!『WEAR』にお手本コーデがたくさん投稿されているので、参考にしてみよう。

季節別:着膨れを防いでスマートに見せるための大事なポイント

レイヤードスタイルを成功させるには、季節に合わせた「素材選び」と「ボリュームの調整」を意識することも大切です。

ここでは、今日からすぐに試せる、季節ごとの具体的なポイントを解説します。

春や秋の少し肌寒い時期から、本格的に冷え込む冬まで、それぞれの気温にぴったりの「重ね方のルール」を知っておくだけで、いつでもスマートな印象をキープできるようになる!

春・秋:薄手のアイテムを重ねて「軽やかさ」を出す

気温が落ち着き、過ごしやすくなる春や秋は、レイヤードを最も純粋に「おしゃれ」として楽しめる季節です。

この時期の重ね着は、「見た目の奥行き」と「軽やかさ」を演出することをメインに考えるとよいでしょう。

具体的には、薄手のTシャツにシャツをさらりと羽織ったり、カットソーの上に軽いベストを重ねたりするなど、薄い素材同士を組み合わせるのがおすすめです。

厚みの少ないアイテム同士なら、着膨れを心配することなくレイヤードを存分に楽しめます。

全体を「きれいめカジュアル」に整えるなら、襟付きのシャツを1枚取り入れてみては?ファッション初心者さんにもおすすめ!

夏:メッシュ素材やベストで「涼しさ」をキープしながら奥行きを出す

夏場のレイヤードは、暑さを回避しつつ、いかにこなれて見せるかがポイントです。

おすすめは、通気性の良いメッシュ素材のベストや、さらりとしたリネン素材の半袖シャツをTシャツの上に重ねるスタイルです。

これにより、Tシャツ一枚では出せない「奥行き」が生まれ、洗練された「きれいめカジュアル」な印象を演出できます。

合わせるパンツの「種類」は、軽やかな「スラックス」を選び、脚のラインを拾わない「ワイドストレート」の「シルエット」で取り入れるのがおすすめです。肌に密着しないため比較的涼しく過ごせるだけでなく、上半身の重ね着とのバランスも整いやすくなります。

夏こそ「素材感」にこだわって、涼しくおしゃれを楽しもう!

冬:ゆとりのあるアウターを選んでシルエットを整える

冬のレイヤードスタイルを完成させる主役は、なんといってもアウターです。一番外側にくるアウターは、少しゆとりのあるサイズ感を選ぶことが、スマートに見せるために大切にしたいポイントです。

中にニットやシャツを数枚重ねたとき、身幅や袖まわりに余裕がないと、服がパツパツになってしまい、窮屈な印象を与えてしまいます。

オーバーサイズめのアウターであれば、中の重ね着を優しく包み込んでくれるため、外見をすっきりと見せることが可能です。

また、丈が長めのコートなどを選ぶと、縦のラインが強調されてスマートに見えやすくなります。

アウターの前を開けて着る場合には、インナーをタックインするとスタイル良く見えやすいのでおすすめ。

まとめ

着膨れしないレイヤードのコツ、いかがでしたでしょうか。大切なのは、素材や色の順番といったポイントを意識しつつ、裾の見せ方や全体のシルエットで「バランス」を整えることです。

ご紹介したポイントを押さえるだけで、着膨れの悩みは解消され、レイヤードがもっと楽しくなるはずです。

記事で基本を押さえたら、お気に入りのレイヤードコーデを『WEAR』で見つけてみよう!

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