有名無名にかかわらずいいものはイイ、そういうことを改めて思い出させてくれるアイテムというのがありますね。 YASHIKIが無名ということではないのですが、誰でも知ってるブランドか、と言えばそういうことではなく、着実なものづくりとブレない姿勢でファンを少しずつ増やしている過程にいるブランドという印象が強いです。 いわゆる絶滅危惧種に近いであろう服好きに刺さるタイプの服、インパクトはなくとも5年後クローゼットを見た時にもゆるやかな経年変化を伴った形で居続けるそういう服を愛する人に愛される洋服です。 趣味嗜好も洋服遍歴も全く異なる色んなショップの人たちが店のカラーとは違ったりするけどプライベートでは着たくて持ってる、ということが起きていて、そいつらはUSボディのポケT着たりSUPREMEのパーカー着たり、COMME des Garconsのシャツ着たり思い思いのインナーの上にYASHIKIのニットを着ていたりします。 僕含めそいつらは大体30代ですが、セレクトショップがやることはこういういいものを口伝してくことだったなぁと思うので若い子たちにも良さを知ってもらいたいとなんだかしみじみ考えてたら 『イエーイ！今日はハロウィンだぜ！』みたいなテンションどっか行ったので本日はこの辺で。 **************************************** 【YASHIKI Ryousen Coat】 遠くに見える雪が積もって白くなった白山連峰、光を浴びて浮かび上がった稜線からイメージしたニットコート。 フロントの中心部分は60年代のショールカラ―カーディガンをモチーフに。両サイドの長短をつけた部分は日本の着物をモチーフに。洋のカーディガンの上から和の着物をレイヤードしているかのような騙し絵的なユニークさもある和洋折衷のミックス感が味わえます。 柄は連なる山々を表現しています。 なお、着用時に肩が落ちて柔らかな印象になる様にYASHIKIでは定番となった着物のパターンをオマージュして仕上げています。 腰にはベルトを付けており、男女問わずユニセックスで楽しんでいただけるアイテムです。 ****************************************