視線の先にはまだ見ぬ未来が。 今ない未来は自分でつくる。 タローエルボーパッチコレクションNo.3 この時僕は以下の事を考えていた。 本当にくだらない意味のない事を。 読んでも何も残らないので暇な人だけどうぞ。 丈を切ったデニムを履いて気づいた。 あっこの長さじゃ冬にロールアップがやりにくいかも。 まぁギリセーフか。真冬寒いからそんなデニムはかないし。 パンツの丈はいつも悩む。ロールアップするにしても折り幅もあるからきっちり考えないといけない。 ふと思った。 もしもパンツの丈が髪の毛のように伸びたなら ・・・ あっ切りすぎたってなっても大丈夫。 来月にはもとの長さ。 勿論手入れしないと大変だ。 油断してたらワンロール、ツーロール、小山ロールどころの話ではない。 幅広ロールアップでレッグウォーマーかバッファローマンみたいになってしまう。 もしかしたら幅広ロールアップも流行るかもしれない。 裾上げ専門店は連日大繁盛。 裾切りバーバーでは 『今日はどうされます？』 『あっじゃあ暑くなってきたしいつもより短めで』 的な会話も日常化するだろう。 カリスマ裾上げ師はメディアの注目の的。 裾上げ師・・・なりたい職業5年連続第1位 セルフカットなんて大流行。 カットアイテムは馬鹿売れ。 カットハサミ村正なんて逸品もでてくるはずだ。 裾上げハサミ職人・・・なりたい職業第2位 あと注意しないといけないのは衣替えの時。 何にもしなかったらショーパンも次の夏にはロング丈に。 マメな人は定期的に切ればいい。 面倒くさい君にはパンツ保管屋。 とりにいくまで一定の長さで保ってくれる。 パンツ保管屋・・・なりたい職業第3位 しかし世界中の皆んなが当然このパンツ問題には悩まされている。 ニュースでは、 『A市の民家で50代の男性がパンツの裾を切らずに放置している「パンツ屋敷」問題に対しA市は１１月１4日午前、私道など屋外に伸びたパンツを行政代執行で強制カットしました。私有地の強制カットは全国初ということです』 そんな中UNIQLOが新商品開発。 ついに完成伸びないパンツ。 販売即日完売。入荷3ヶ月待ち。 他の企業も伸びない技術を追随して開発。 こうして国民を悩ませていたパンツ問題は解決し安心して生活がおくれるようになった。 UNIQLOはノーベルパンツ賞を受賞し、世界から称賛を得る一方、過剰に増えた裾上げ屋の需要問題が浮上。 『NO grow, NO pants』のスローガンを掲げ日夜抗議運動を行い新たな社会問題が勃発した。 ・・・ 裾上げも含めてファッションを楽しもう