ありそうでなかった、水玉柄のゆかた。 ひとえに水玉といっても、規則正しく並んでいる水玉は ヘタをすると安っぽかったり子供っぽくなってしまったり。 「いい水玉の塩梅」って結構難しいかとは思うのですが、 ほどよい大きさ、ほどよいランダムな配置、にすることによってやんわりと、 夢二にでてくる絵のような、ノスタルジックな印象の浴衣になりました。 これなら飽きもこないし、 帯によって印象もいろいろ変えられるので長く楽しめそうですね。 ゆかたとしてはもちろん、 汗ばむ季節に突入！な５月や、残暑厳しい９月、 そして、ちょっと浴衣で出歩くには恥ずかしいかな、というシチュエーションには 普通に着物を着るように長襦袢や半襦袢などを下に着て、 普段着物や夏キモノのようにお召しいただくこともできる素材感です。 しゅわっと、弾けるような爽やかなイメージ。 一般的にいう「青」って、これくらいの青かな、というくらいの色合い。 明るすぎもせず、濃く暗すぎもせず、はっきりとメリハリがあって 白い水玉とのコントラストが美しい、夏が楽しくなる定番カラーです。